婚約破棄と離婚

婚約破棄と離婚に違いがあるのかを見てみましょう。どちらも、長年連れ添った、もしくは将来を誓い合ったカップルが別れてしまうことを指しますが、婚約破棄と離婚は大きく異なります。
どちらか片方が原因で婚約破棄をした場合、相手は慰謝料などを請求することはできますが、戸籍上には何も残されません。話し合いで婚約破棄となった場合は、恋人同士の別れと同じです。

では離婚はどうなのかというと、戸籍上では夫婦であった二人が別れるのですから、戸籍上では「離婚歴あり」と記載されます。婚約破棄とは違って単純な話ではありません。子供がいれば、養育権の話合いや養育費の支払いなどもありますし、離婚して別れても、切っても切れない縁となってしまうのです。

離婚も婚約破棄も、どちらも悲しいことです。ですが、尾を引かないのは婚約破棄です(慰謝料問題に発展しなければ、ですが)。
将来キレイさっぱり忘れることもできますし、結婚をしてしまったら将来的にもきっぱり関係が途切れないかもしれないからです。それだけ、婚約と結婚では大きな違いがあるのです。

周囲の方も祝福してくれた門出こそが「結婚」です。結婚を決める際には、慎重に考えなければいけません。近年では若干、結婚への概念が低くなりつつありますが、結婚という二文字の大切さを理解してください。

最近の傾向は?

最近では「婚約」をされる方が少なくなってきました。結婚しようと誓い、婚約指輪を贈るというのはただの儀式であり、義務ではないからです。付き合っていて結婚をして、婚約のステップを飛ばす方はたくさんいます。近年の傾向としては、「同棲」されるカップルの割合が増えました

もしそこで、同棲している彼女を妻だと周囲に紹介し、生活費も共有し衣食住を共にしていたとしたら、そのカップルは「事実上の夫婦」となります。公認されており、実際に夫婦同然の生活をしているからです。これは戸籍上、法律上としては夫婦ではないものの、夫婦と変わらぬ生活を過ごしているからこそ、結婚届なども重要視せず、明確な婚約などの機会もなかったというケースです。いわゆる内縁関係、事実婚です。

極端な話、最近では「結婚」への願望や憧れ、敷居の高さなどが薄れてきている傾向にあります。結婚など誰でもしているもの。今や3組に1組が結婚をして離婚をしている時代ですから、昔の日本よりも「結婚しやすくなった」という環境であることは事実です。18歳で結婚をする子も多いですし、少子高齢化と言われている今の世の中も、どんどん変わっていくかもしれません。まだまだ晩婚の方も多いですが、結婚への抵抗意識が薄れているのはとても素晴らしいことではないでしょうか。

結婚と婚約の違い

結婚と婚約は、法律上では意味が異なります。結婚とは法律上で「夫婦になる」ことですから、夫婦間の相続の問題、苗字が変わる、生活費については双方が支払う義務があるなどの法律の規則に縛られます。
婚約はこのような規則には縛られません。婚約をしただけでは、特に周辺にも変化はなく、法律上の義務を背負わなければいけないわけでもないのです(ただし、正当な理由のない婚約破棄は慰謝料の請求が認めらる場合もあります)

たとえば、あるカップルが婚約をしたとしましょう。男性がプロポーズの言葉と共に婚約指輪を贈るとします。女性はそのプロポーズを受け、婚約をし、会社を辞めたとします。ここではまだ、その女性を扶養しなければいけない、苗字が同じ、などの変化はありません。ここで婚約を解消すれば、双方の戸籍にも変化はありません。婚約したこともその二人が言わない限り誰にもわかりませんし、婚約をして解消した人などたくさんいます。

そして男性がプロポーズの言葉と共に婚約指輪を贈るとします。女性はそのプロポーズを受け、婚約をし、会社を辞めたとします。ここではまだ、その女性を扶養しなければいけない、苗字が同じ、などの変化はありません。ここで婚約を解消すれば、双方の戸籍にも変化はありません。婚約したこともその二人が言わない限り誰にもわかりませんし、婚約をして解消した人などたくさんいます。

では実際に結婚をしたらどうなるでしょうか。結婚をすると、結婚したことが戸籍上に載ってしまいます。様々な手続きをして順風満帆な生活を過ごしていたのち、離婚をしたとしましょう。結婚を一度でもしてしまうと、戸籍上から「結婚した」という事実を消すことは出来ません。少し調べるとわかることですし、戸籍上には離婚の事実も掲載されてしまいます。

婚約して結婚していない限り、亡くなった後に同じお墓に入ることはできません。結婚をしていれば、苗字を引き継ぎお墓も同じお墓に入ることができます。法律上や手続きの上では、婚約と結婚には大きな違いがあるのです。当サイトでは、もう少し具体的な結婚と婚約の違いについてご紹介しています。